歯がない方・多くの歯を失った方の治療
歯がない状態を、そのままにしていませんか
歯を何本も失ったまま、あるいは1本も歯が残っていない状態で過ごしている方は少なくありません。抜けたところをそのままにしている、入れ歯を作ったが使わなくなった、治療しなければと思いながら何年も経ってしまった——当院にはそうした方が数多くいらっしゃいます。
歯がない状態が続くと、お口の中では次のことが起こります。噛める場所が限られるため食べられるものが減り、栄養の偏りにつながります。残っている歯に負担が集中し、その歯も失いやすくなります。噛む刺激が伝わらなくなったあごの骨は、年月とともに吸収されて痩せていきます。そして頬のあたりがこけ、ほうれい線が深くなるなど、見た目にも影響が出ます。
骨が痩せてしまうと、後からインプラント治療を行う際の選択肢が狭くなります。「いつか治そう」と先延ばしにするほど、治療の難易度は上がっていきます。
歯がない方に多いご相談
- 歯が1本も残っていない。もう治療はできないと思っている
- 歯が数本しか残っておらず、すべてぐらついている
- 重度の歯周病で、抜くしかないと言われた
- 入れ歯を作ったが、合わなくて使っていない
- 前歯がなく、人前で口を開けられない
- 奥歯がなく、片側でしか噛めない
- 他院で「骨が足りない」「年齢的に難しい」と言われた
- 治療期間中に歯がない状態になるのが困る
いずれの状態からでも、治療の選択肢はあります。まずは現在のお口とあごの骨の状態を診させてください。
歯を失った数によって、治療の考え方が変わります
1本〜数本を失っている場合
失った歯の位置ごとにインプラントを埋入し、人工歯を装着します。両隣の健康な歯を削らずに済むこと、残っている歯に負担をかけないことが大きな利点です。奥歯の場合は奥歯を失った後の治療、前歯の場合は前歯を失った時の治療で、ブリッジ・入れ歯との比較を含めてご説明しています。
多くの歯を失っている、または1本も残っていない場合
すべてを1本ずつ置き換えるのではなく、片顎4〜6本のインプラントで12本分の人工歯を支える設計を用います。埋入する本数を抑えられるため、手術の負担も費用も、全部を1本ずつ入れる場合とは大きく異なります。
当院院長・中平宏が考案したワンデイインプラント®は、この設計に「手術当日に仮歯を装着する」ことを組み合わせた治療法です。歯がない期間を作らずに治療を進められます。
これから抜歯が必要な歯が残っている場合
抜歯と埋入を別々の日に行うと、その間は歯がない状態で過ごすことになります。条件が整っていれば、抜歯したその日にインプラントを埋入する方法をとれます。詳しくは抜歯即時埋入インプラントのページをご覧ください。
「骨が足りない」と言われた方へ
他院で断られた理由として最も多いのが、あごの骨の量です。ただし、骨の量が足りないことと、インプラント治療ができないことは同じではありません。
当院ではCTで骨の量・形・神経や血管の位置を三次元で確認したうえで、次のような方法を検討します。骨のある部分を選んで角度をつけて埋入する方法、上あごの奥で骨の高さが不足している場合にサイナスリフトを併用する方法、骨造成術によって骨の量を確保する方法です。
院長・中平は1982年からインプラント治療に取り組み、部分的な治療だけで4,000症例以上、あご全体の治療であるワンデイインプラント®は通算1,000顎以上を手がけてきました。他院や大学病院から手術の依頼を受けることも多く、その中には難症例と呼ばれるケースが数多く含まれます。一度断られたからと諦める前に、ご相談ください。
当院の治療体制
計画どおりに埋入するためのナビゲーションシステム
CTから立てた計画を手術でそのまま再現するために、X-Guideナビゲーションシステムを用いています。ドリルの位置と角度をリアルタイムで確認しながら進めるため、計画した位置・角度からのずれを抑えられます。詳しくはX-Guideナビゲーションシステムのページをご覧ください。
人工歯は院内の歯科技工士が製作
当院には歯科技工士が在籍し、人工歯を院内で製作しています。技工士が患者様のお口の状態を直接確認できるため、噛み合わせの調整をその場で反映できます。多くの歯を一度に治療する場合、噛み合わせの精度は治療後の快適さを大きく左右します。
静脈内鎮静法での全身管理
日本歯科麻酔学会認定医が全身管理を行い、鎮静剤・鎮痛剤を静脈から投与します。長時間の処置でも、緊張や不安を和らげた状態でお受けいただけます。詳しくは静脈内鎮静法のページへ。
完全予約制・完全個室
他の患者様と顔を合わせずにご相談いただけるよう、完全予約制・完全個室としています。歯がない状態を人に見られたくない、というお気持ちにも配慮しています。
費用・治療期間・リスクについて
自由診療について
当院のインプラント治療は自由診療(保険適用外)です。
費用(税抜)
ワンデイインプラント® 1,900,000円〜/片顎(抜歯・埋入・静脈内鎮静法・仮歯を含みます)。部分的なインプラント治療は外科基本手術料 50,000円+埋入手術料 350,000円+人工歯 120,000〜180,000円。カウンセリング・レントゲン 3,000円、CT撮影・分析 50,000円。サイナスリフト 200,000〜300,000円/片側、静脈内鎮静法 100,000円〜。
治療期間
ワンデイインプラント®では手術当日に仮歯を装着します。最終的な人工歯の装着までの期間は、骨の治癒状態により個人差があります。骨造成を併用する場合は、治癒を待つ期間が加わります。
リスク・副作用
外科処置に伴い、術後に腫れ・痛み・内出血・出血・感染が生じることがあります。静脈内鎮静法には全身的なリスクを伴うため、事前の問診と術中の全身管理を行います。あごの骨の状態や全身疾患によっては、追加処置が必要になる場合や、適応とならない場合があります。治療後は定期的なメンテナンスが必要です。喫煙・糖尿病などはインプラントの安定に影響することがあります。
