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骨を維持する

インプラント治療のメリットであり、入れ歯やブリッジ治療にはない良さの一つに「あごの骨を維持する」という特徴があります。あごの骨が痩せない、ということです。なぜインプラントだと骨は痩せないのか、入れ歯やブリッジとはどう違うのかご説明します。

コラム1
命を保つカルシウム

私たちの体内のカルシウムは、99%が骨の中にあります。残りの1%は、血液や筋肉などの細胞の中に存在します。
このたった1%がとても重要なのです。
その昔、ロンドンでカエルの心臓を使った実験が行われました。ロンドンの水道水で作った生理食塩水を使うと心臓は動いたのに、蒸留水では動かない、ということがあったそうです。後にその違いとなった成分は、カルシウムであったことがわかりました。
カルシウム無しでは、私たちの臓器はうまく活動しません。そこで細胞中のカルシウムが減少すると血液から補充され、すぐさま骨から血液中にカルシウムが分泌されます。このように骨からカルシウムを出し入れして、体内の精密なバランスを保っています。

コラム2
骨は「若さを生み出す臓器」

骨を作り出す骨芽細胞は、体に様々なホルモンを送っています。そのホルモンの一つ「オステオカルシン」は、記憶力や筋力を若く保つ力があることがわかってきました。また「オステオポンチン」は、骨髄に存在する造血幹細胞の機能を若く保ち、全身の免疫力を活性化する働きがあることがわかってきています。
このように骨は、単に骨格として体を支えるだけではなく、体を若く保つためにも役立っているのです。

コラム3
あごの骨が痩せると、どうなるの?

あごの骨が痩せるとは、どうなることなのか? 一体どんな弊害があるのか? 想像してみましょう。
あごの骨が痩せれば小顔になる、と思ったら大間違いです。上あごの骨が痩せると鼻の下が、下あごの骨が痩せると唇からあご先までの高さが低くなります。するとお口周りがクシャッとした感じになります。その上、頬や唇の肌にハリがなくなり、お顔が老けた印象になります。
また入れ歯を使用している人は、骨がやせれば形が合わなくなるので、作り直さなければいけなくなります。
さらに下あごの中には、下顎管という太い神経が通る管があり、骨が痩せると、この下顎管が骨の表面に露出してしまいます。すると入れ歯を載せただけでも痛みが出るようになり、食事ができなくなります。さらに極度に痩せると、少しの刺激で骨折しかねません。

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