IGO

iGo(インビザライン ゴー)
システムとは?

前歯部の矯正に最適なマウスピース矯正

デジタル技術を生かしたマウスピース矯正のインビザライン。iGo(インビザライン ゴー)システムはインビザラインのうち、前歯~手前の小臼歯の矯正に特化したシステムです。
軽度の八重歯やガタつき、前歯のすき間などを整えたり、インプラントやラミネートベニア治療の補助として使ったり、部分的な軽い矯正に最適です。

型取りは口内スキャナーで読み取るだけ

iGoシステムも含むインビザラインでは、型取りに口内の専用のスキャナーを使います。患者様にはお口を開けていただくだけ。痛みや不快感はなく、デジタルならではの精密な型取りが可能です。読み取ったデータは専用のコンピューターソフトが解析し、それらを元に歯科医師が治療計画を立てます。
また、そのデータはマウスピース製作所にも送信され、治療計画とマウスピースの制作が同時進行されて効率的。治療開始までがスムーズです。

歯の動く様子がシュミレーションで確認できる

スキャナーで取得されたデータは、コンピューター上でわかりやすい3D画像として再現されます。最初の歯並びからどのように歯が動いていくか、どのように完成するかの想定を事前に目で確認できるため、患者様自身の矯正へのモチベーションも上がり、より納得した上で治療を検討することができます。

iGoシステムと
インビザラインの違い

iGoシステムもインビザラインの一種ですので、基本のやり方は同じです。治療段階に合わせたマウスピースを順番に装着するだけの矯正方法です。
もちろん、インビザラインのメリットである

  • ほとんど目立たない
  • 取り外しができる
  • 金属アレルギーのリスク無し
  • 通院回数が少なくてすむ

などの特徴も持ち合わせていますが、動かせる歯の範囲や適応する歯並びが限られます。

iGo(インビザライン ゴー)システム インビザライン
治療法 20時間以上マウスピースを装着 20時間以上マウスピースを装着
対象の歯 前歯部(前歯から手前の小臼歯まで) 歯列全体
適応範囲 軽度・部分的な修正 中軽度の修正
治療期間 半年〜1年 半年〜3年
iGo(インビザライン ゴー)システム
治療法 20時間以上マウスピースを装着
対象の歯 前歯部(前歯から手前の小臼歯まで)
適応範囲 軽度・部分的な修正
治療期間 半年〜1年
インビザライン
治療法 20時間以上マウスピースを装着
対象の歯 歯列全体
適応範囲 中軽度の修正
治療期間 半年〜3年

iGoシステムが適するケース

人に気づかれず前歯部を修正したい

前歯部は歯の中でも一番目立つ部分。矯正したくても「金具が目立つ矯正は嫌だな…」と感じる方も多いことでしょう。

しかし、iGoシステムのマウスピースは透明で歯に密着し、人からもほとんど気づかれることがありません。接客や営業のお仕事をされている方にも最適です。

軽い八重歯やすきっ歯を矯正したい

iGoシステムは、軽度のガタつき・八重歯や、すきっ歯などを矯正したい方に最適のシステムです。コンプレックスはあるけれど、部分的で軽度なので大がかりな矯正治療はしたくない。マウスピースをはめるだけで矯正したい。そんな方にはiGoシステムが向いています。

ラミネートベニア治療を効果的に

歯の形や色を整える治療法として、ラミネートベニアという方法があります。これは、患者様ご自身の歯にセラミックの板を貼り付け、理想的な歯の形に整えていく治療法です。形だけでなく、色も希望の白さにすることが可能です。この治療のときは、最初にある程度歯の位置を動かすことで、より効果的で見た目のよい結果が得られるのですが、その補助としてiGoシステムを使用できます。

インプラント治療のサポート

歯周病や抜歯で歯を失ったとき、骨に人工の歯根を埋めて歯を再生するインプラント治療。この際、失った歯の部分に他の歯が寄ってしまい、空間が狭くなっているケースがあります。そんなときにはiGoシステムで歯を動かし、インプラントを埋めるために必要なスペースを確保することができます。

iGoシステム治療の流れ

  1. カウンセリング

    始めは口内の状態を十分に確認することが大切です。患者様それぞれの状態を詳しく調べます。
    また、iGoシステムには医療用の専用アプリがあります。それも活用しながら治療計画を立て、患者様にご説明します。
    ※アプリは医療用で、一般のアプリケーションストアで入手できるものではありません。

  2. 歯型のデータをスキャン

    口内専用のスキャナーを用い、歯型などのデータをスキャンします。それらにデータは専用ソフトで解析されてコンピューター上で画像再現できるので、具体的な治療過程を目で見ることが可能です。

  3. マウスピース制作

    スキャナーでの情報はマウスピース製作所に送信されます。そのデータを元にして1人1人に合わせた精密なマウスピースが制作されていきます。

  4. 治療開始

    マウスピース完成後、治療の開始です。マウスピースは1日20時間以上装着してください。毎日欠かさずつけていただくことで少しずつ歯が移動しますので、1〜2週間ごとにマウスピースを交換していきます。

  5. 矯正完了・保定

    すべての過程が終了し歯並びが整った後は、安定させるための保定装置をしばらくの間装着していただきます。

iGoシステムについての
よくある質問

「アイゴーシステム」とは異なる治療法ですか?
内容はまったく同じです。名称が「アイゴーシステム」から「インビザライン ゴー」へと変更されました。
矯正期間はどのくらいかかりますか?
状態によって個人差はありますが、半年〜1年ほどで完了する場合が通常です。
iGoシステムで抜歯をする必要はありますか?
この治療法で抜歯をすることはありません。iGoシステムはごく軽度・部分的な矯正に適応しますので、抜歯が必要なほどのケースには向かないのです。大がかりな矯正は他の治療法をご検討ください。

iGoシステムの費用について

〇〇〇〇〇〇〇 00,000円