骨がうすい症例

【術前の写真】

60代後半の女性の患者さんです。
上あごが総入れ歯になってから10年以上経ちます。総入れ歯は、作った初めのころは調子が良いのですが、 1年も使っているとだんだん緩くなり何かの拍子に落っこちてしまいます。ですから、毎年入れ歯を作り直してきましたが、 最近では骨も痩せてきてしまい、入れ歯も安定しにくくなってきたようです。 そのため、新しく作り直しても以前のようにしっかり噛めなくなってしまいました。 入れ歯が落ちてしまう心配ばかりで、人前でおしゃべりするのが億劫になってしまったようです。 入れ歯以外でしっかり噛める何か良い方法はないものか、と調べていたところ、インプラント治療が目に留まりました。 さっそく近所の歯科医院へ相談にいったのですが、骨が薄いので腰の骨を移植しなければならない、と言われたそうです。

大がかりな手術はしたくなかったので、どうしようかと悩んでいたところ、短期間でかめるワンデイインプラントという治療を知りました。 この治療法は、インプラントを斜めに埋めたりする手法をつかって、骨の薄い人でも、骨の移植のような手術を回避して、 インプラント治療ができるとの説明を受けました。そして、手術の際には、麻酔の先生がついて痛みも不安も無い状態でできると聞き、 それならばと思い切ってワンデイインプラントを決心しました。

【術後の写真】

今では、セラミックのきれいな歯が入り、とても快適な毎日を過ごしています。
「くしゃみ」や「あくび」も、今では普通に出来るようになったのがうれしいとおっしゃっていたのが印象的でした