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Dr.ナカヒラのワンデイインプラントノススメ


Dr.ナカヒラのワンデイインプラントのススメ


vol.11

 「朝、起きると口の中がネバネバしている」「息が臭いと感じる時がある」「歯ぐきが腫れたり、硬いものを噛むと血が出たりする」「歯ぐきから膿が出る」「歯がグラグラする」・・・。これらは歯周病を患う方に多く見受けられる症状です。

 歯周病とは、歯肉や歯を支える歯槽骨など、歯の周りの組織(歯周組織)が歯周病の原因菌に感染して起きる病気のことです。炎症を起こした歯肉を放っておくと、歯周病菌が歯と歯肉の間にたまったプラークの中で繁殖し、毒素を産出します。その結果、歯と骨をつなぐ歯根膜やセメント質、その下にある歯槽骨を破壊していきます。そして、最後には歯が抜けてしまうのです。中高年になって歯をなくす最大の理由が、この歯周病です。

 実は、歯が抜けるほどの重症でなくても、出血や歯石の沈着など、歯肉に何らかの異常を抱えている人は、60代では8割以上もいることがわかっています。なぜこのような状況になってしまったのでしょうか?

 まず考えられるのは、歯周病は進行が比較的ゆっくりとしているために、自覚しづらいということです。それゆえに、歯周病に「沈黙の病(サイレント・ディジーズ)」と別名が付けられるほど。30代、40代で発症しますが、仕事や子育てに専念していたためについ治療を後回しにし、ジワジワと悪くなって、やがて50代、60代で歯が抜けてしまう人も多いのです。

 そして、もう一つ言えるのは、日本の歯科治療に対する意識の問題です。今でこそ、歯周病を予防するためのブラッシング指導などの啓蒙活動が行われていますが、長年、日本では歯が悪くなってから歯科医院での処置を受けるという考え方が主流でした。痛くなってから治療するのが普通だった患者さんにとっては、はっきりとした症状のない歯周病のために歯科医院に通うことはなかなかできません。

 そのため、歯周病が重度に進行してから歯科医院を訪れる患者さんが少なくありません。重度・末期の歯周病になると、歯を残す治療は非常に困難です。しかし、ワンデイインプラント®治療なら、人工の歯で蘇らせますので、お口全体に歯周病が広がったり、多くの歯を失ったりした方も、またしっかりと噛める若々しい口元になります。諦めないで、歯科医院でご相談ください。

vol.17

 昨今、予防歯科医療の重要性が声高に叫ばれるのはいいことです。しかし、すでに歯のほとんどをなくしている人や総入れ歯を使っている人、歯周病が進行してグラグラの歯がある人にとっては、そのような「予防歯科」ではもう間に合いません。歯を失ったり、残っている歯がかなりひどい状態になってしまった方が、治療によって再びしっかりと噛める状態になればいいのですが、そうでない場合は、今後どうしたらよいか不安になる気持ちもわかります。

 では、このような方々は、このまま口元の不快感を改善できずに生活をしなければならないのでしょうか?

 いいえ、決してそんなことはありません。噛める状態に戻す方法はあるのです。それは、口の中全体を「ワンデイインプラント」による固定式の人工歯で再構築しようという方法です。

 この方法は歯をなくしたことであごの骨が薄くなってしまい、そのためにインプラントは無理だと歯科医院で診断された人にも適応できます。

 歯をなくしたことによる食べづらさや話しづらさのストレスは、大変なものです。もし、あなたに今、きちんと噛める歯がなかったとしたら、そのことでおいしく食事をとることを諦めていないでしょうか?あるいは口元のことが気になって、仕事においても消極的になっていませんか?

 与えられた人生を、どのように生きるかは人によって違います。どうにも変えられない条件もあるでしょう。しかし、その中でどのように生きるかは、すべて自分で決めなくてはなりません。

 だとしたら、自己の責任内で、人生の最期までできる限り充実させたいではありませんか。私は、歯をなくした方に「第二の永久歯」を蘇らせることで、よりよい人生のためのお手伝いをしたいと思っています。

 この仕事をして、口元の健やかさは人生そのものと言っていいほど、その人の生活を輝かしく変化させていくことを目の当たりにしています。それは、私がこの仕事をしていてよかったと実感する幸せな瞬間です。

 あなたの口元は、今、健康ですか?

 たとえそうでないとしても、口の中を健やかに変えることは、今からでも決して遅くはありません。

vol.18

 歯科インプラント治療の歴史は古く、日本においても30年以上が経ちます。その間には材質や技術力に問題があってうまくいかないという例も、確かにありました。

 しかし、現在のインプラント治療は違います。CTなどの検査技術の発展によって緻密な治療計画が立てられるようになったこと、骨とチタンが強固に結合することが発見されてインプラントの素材になったこと、そして手術の術式が確立されたことなどによって、インプラントは安全な治療になりました。

 ただし、治療には時間がかかりました。インプラントと骨が結合するまでの数ヶ月間は、強い力をかけることができません。治療が1本2本であれば、残っている歯で生活できますが、お口全体になると、そのような長期間を歯のないまま過ごすわけにはいきません。

 そこで、お口全体に治療が必要な人に行えるインプラント治療として考え出されたのが、ワンデイインプラント®です。

 ワンデイインプラント®は、あご全体に4〜6本のインプラントをバランスよく埋め、その日のうちにあご全体にわたる12本分の連結した仮歯を固定します。手術当日に仮歯が固定されるので、治療のために歯がない、という日が1日もありません。またこの方法なら、1本のインプラントに強い力がかかりにくく、程良く分散されます。すると、インプラントと骨の結合が阻害されず、逆に結合を促す適度な刺激となります。

 1日で美しい歯が入るワンデイインプラント®。これは従来のインプラント治療の常識を覆す、画期的な治療法であり、最近注目を集めてきています。

vol.19

 前回、あご全体の歯を一度に治すワンデイインプラント®は、治療時間の常識を覆す方法であることをお話ししました。今回は、具体的に治療がどのように進んでいくのかを説明しましょう。

 【初診】口の中を診察して、ワンデイインプラント治療が適していると診断し、患者さんに納得して頂いたら治療開始です。全身状態を把握するため、かかりつけの内科医とも連携し、既往歴などを確認します。

 【治療計画】CT撮影、歯型採取などを行った後、治療方針を決定します。手術までに必要な治療(虫歯や歯周病など)も行います。

 【手術】口腔内の清掃、消毒をし、全身状態の診査をした上で、静脈内鎮静法下でインプラント埋入手術を行います。手術は片あご1時間半程度ですが、うとうとしていて覚えていない方がほとんどです。手術後、休憩して頂いている間に技工士が仮歯を作り、口の中に固定したらこの日の治療は終了です。10日〜2週間後に抜糸します。

 【治癒期間】歯肉や骨の治癒と、インプラントと骨の結合を待つ期間で、約3〜6か月間です。状態の確認と仮歯の調整などで、1〜2か月に1度通院して頂きます。

 【本歯の装着】インプラントと骨の結合が確認できたら、見た目にも美しく強度にも優れた本歯を装着して、治療は終了です。

 初診から終了まで、半年余りかかりますが、通院回数は10回程度ですみます。その後は、半年〜1年に1度、メンテナンスに通っていただきます。インプラントや歯肉に異常がないかを確認し、きれいに清掃するためです。

 通常のインプラント治療との大きな違いは、手術が1回で済むことと、その日に仮歯が固定されることです。通常はインプラントを埋めると一度歯肉を閉じます(1次手術)。仮歯は入りません。インプラントと骨の結合が確認されてから再び歯肉を開き、人工歯との接続部分となる土台を装着します(2次手術)。

 ワンデイインプラントは、1回の手術のみで仮歯まで固定しますので、歯のない期間がありません。ですから、全ての歯がない人やほとんどの歯がない人の治療に最適なのです。

vol.20

  前回のコラムでもご紹介させていただきましたが、11月30日(火)に、全国ネットフジテレビ(テレビ愛媛)の「イマだ!知りたい最前線  みんなの教科SHOW」という番組内で、私たちが行っているワンデイインプラント治療が紹介されました。

  この番組は、2011年の日本はどうなるのかをテーマに、さまざまな分野の最先端を紹介する番組でした。その中で私は、究極のアンチエイジング術の一つ、自分の歯よりも快適な「インプラント入れ歯」治療をするドクターとして取材していただきました。つまりこの「インプラント入れ歯」がワンデイインプラントです。

  従来の入れ歯は、床(しょう)を歯ぐきに密着させて使いますが、口の中を大きく覆うため、違和感も大きく、味が分かりにくかったり変わったりする短所がありました。また痛い、噛めない、老けて見える、数年ごとに作り変えなければいけないなどの不満を感じている方もいらっしゃいます。しかし、人工歯をインプラントで固定すれば、床の部分が非常に小さくなり、違和感や味を変えることがありません。外れることもなく、天然の歯のようにしっかりと噛めて、手入れの煩わしさもありません。しかも、インプラント手術の当日に、もう仮歯が固定されるのです。

  この「インプラント入れ歯」についての放送時間は、3分ほどと短かったのですが、実際に治療した患者さんのインタビューも交えて、簡潔に分かりやすく放送してくれました。テレビ局への問い合わせも、この番組の中ではインプラント入れ歯が一番多かったと、番組担当ディレクターさんが後日教えてくれました。それだけ、口に悩みを持っている方が多いのでしょう。

  お口の悩みは、心身の健康をも脅かします。逆に、何でも食べられる歯があれば、全身が健康になりますし、美しい口元は自信につながります。。ワンデイインプラントでお口が健康になることは、まさに究極のアンチエイジングなのです。

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